凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
  prr : 各章末

第134回:世界地歴(2019年3月)

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
アジア企業 参考文献 那須野公人 『グローバル経営論 : アジア企業のリープフロッグ的発展』 学文社 2018.10 p190-201
アフリカ研究 参考文献 掛谷誠 『掛谷誠著作集 3 探究と実践の往還』 京都大学術出版会 2018.08 p390-383
アフリカ史 参考文献 宮本正興* 『新書アフリカ史 改訂新版』 講談社 2018.11 p718-745
アメリカ合衆国 参考文献 渡邊啓貴 『アメリカとヨーロッパ : 揺れる同盟の80年』 中央公論新社 2018.08 p240-236
アメリカ社会 参考文献 稲垣伸一 『スピリチュアル国家アメリカ : 「見えざるもの」に依存する超大国の行方』 河出書房新社 2018.08 p277-275
アメリカ社会 参考文献* モンテスC* 『地図で見るアメリカハンドブック』 原書房 2018.09 p167-172
アメリカ政治 参考文献 ホックシールドAR 『壁の向こうの住人たち : アメリカの右派を覆う怒りと嘆き』 岩波書店 2018.10 p52-75b
EU 参考文献 原田徹 『EUにおける政策過程と行政官僚制』 晃洋書房 2018.08 p275-296
イエズス会 文献表1 バンガートW 『イエズス会の歴史 上』 中央公論新社 2018.09 p573-554
イギリス史 参考文献一覧 薩摩真介 『〈海賊〉の大英帝国 : 掠奪と交易の四百年史』 講談社 2018.11 p285-300
イスラム圏 参考文献 岩木秀樹 『中東イスラームの歴史と現在 : 平和と共存をめざして』 第三文明社 2018.09 p381-360
イタリア建築 参考文献 アウレーリPV 『プロジェクト・アウトノミア : 戦後期イタリアに交錯した政治性と建築』 鹿島出版会(発売) 2018.09 p213-216
イタリア史 参考文献 陣内秀信 『イタリア海洋都市の精神』 講談社 2018.10 p384-379
インカ 参考文献 網野徹哉 『インカとスペイン帝国の交錯』 講談社 2018.11 p375-363
ウェールズ語 参考文献 デイヴィスJ 『ウェールズ語の歴史』 春風社 2018.08 p279-281
ウクライナ 参考文献 服部倫卓* 『ウクライナを知るための65章』 明石書店 2018.10 p381-391
内蒙古 参考文献 楊海英 『モンゴル人の中国革命』 筑摩書房 2018.10 p313-318
オーストロネシア語 参考文献 大角翠 『言語学者のニューカレドニア : メラネシア先住民と暮らして』 大修館書店 2018.09 p288-291
オスマン帝国 参考文献 小笠原弘幸 『オスマン帝国 : 繁栄と衰亡の600年史』 中央公論新社 2018.12 p303-306
外交史 参考文献 出口治明 『知略を養う戦争と外交の世界史』 かんき出版 2018.09 p370-383
済州島 参考文献 <伊地知紀子> 『済州島を知るための55章』 明石書店 2018.09 p344-351
スペイン美術史 参考文献 大髙保二郎 『スペイン美術史入門 : 積層する美と歴史の物語』 NHK出版 2018.08 p389-384
(1-6b)
世界史 参考文献 福井憲彦* 『人類はどこへ行くのか』 講談社 2019.01 p397-391
第二次世界大戦 参考文献 ウィルモットHP 『大いなる聖戦 : 第二次世界大戦全史 下』 国書刊行会 2018.09 p437-454
台湾教育 引用文献一覧 藤井康子 『わが町にも学校を : 植民地台湾の学校誘致運動と地域社会』 九州大出版会 2018.10 p321-333
チベット人 引用参考文献 南太加 『変わりゆく青海チベット牧畜社会 : 草原のフィールドワークから』 はる書房 2018.10 p139-147
中国演劇 参考文献* 瀬戸宏 『中国の現代演劇 : 中国話劇史概況』 東方書店 2018.09 p315-331
中国教育 参考文献一覧 新保敦子 『日本占領下の中国ムスリム : 華北および蒙疆における民族政策と女子教育』 早稲田大出版部 2018.10 p340-356
中国前漢時代 参考文献* 陸秋槎 『元年春之祭』 早川書房 2018.09 p321-324
朝鮮語教育 参考文献 齊藤良子 『初級韓国語学習者の学習態度の変容に関する研究』 ひつじ書房 2018.08 p223-227
朝鮮問題 参考文献一覧 小此木政夫 『朝鮮分断の起源 : 独立と統一の相克』 慶應義塾大 2018.10 p527-557
東南アジア史 参考文献 石澤良昭 『東南アジア多文明世界の発見』 講談社 2018.08 p384-379
東南アジア諸国連合 参考文献 西村英俊 『アセアンライジング』 勁草書房 2018.10 p447-460
トリニダード・トバゴ 参考文献 鈴木美香 『トリニダード・トバゴ : カリブの多文化社会』 論創社 2018.09 p301-305
フランス映画 文献 クナープEvd 『映画『夜と霧』とホロコースト : 世界各国の受容物語』 みすず書房 2018.08 p7-31b
フランス絵画 参考文献リスト 木村泰司 『印象派という革命』 筑摩書房 2018.10 3pb
(307-309)
フランス外交 引用参考文献 黒田友哉 『ヨーロッパ統合と脱植民地化、冷戦 : 第四共和制後期フランスを中心に』 吉田書店 2018.11 p11-34b
フランス革命 参考文献 山崎耕一 『フランス革命 : 「共和国」の誕生』 刀水書房 2018.09 p40-47b
(321-314)
フランス史 参考文献 ヴィノックM 『フランス政治危機の100年 : パリ・コミューンから1968年5月まで』 吉田書店 2018.10 p583-572
フランス史 先学の業績 小田中直樹 『フランス現代史』 岩波書店 2018.12 p210-212
米墨関係史 参考文献 戸田山祐 『ブラセロ・プログラムをめぐる米墨関係 : 北アメリカのゲストワーカー政策史』 彩流社 2018.08 p19-42b
ポートランド 資料* バニスD* 『ポートランド地図帖 : 地域の「らしさ」の描きかた』 鹿島出版会 2018.11 p184-190
ミトラ教 文献目録 キュモンF 『ミトラの密儀』 筑摩書房 2018.10 p201-220
モンゴル史 参考文献 宮脇淳子 『モンゴルの歴史 : 遊牧民の誕生からモンゴル国まで 増補新版』 刀水書房 2018.10 p278-283
ヨーロッパ南部 参考文献 ルクリュE 『ルクリュの19世紀世界地理 第1期セレクション 5 南ヨーロッパ : シリーズ総説、ヨーロッパ総説、バルカン半島、イタリア、コルシカ、スペイン、ポルトガル』 古今書院 2018.09 p88-92b
ヨーロッパ文化史 書誌 渡辺哲夫 『創造の星 : 天才の人類史』 講談社 2018.08 p303-307
ラオス 参考文献* 山田紀彦 『ラオスの基礎知識』 めこん 2018.09 p317-308
ロシア革命 参考文献一覧 和田春樹 『ロシア革命 : ペトログラード1917年2月』 作品社 2018.09 p527-516
ロシア企業 参考文献 新井洋史 『ロシア企業の組織と経営 : マイクロデータによる東西地域比較分析』 日本評論社 2018.10 prr
ロシア語 参考文献 マスロフIS 『アスペクト論』 ひつじ書房 2018.09 p393-408

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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