凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
 : 図書単行書誌 prr : 各章末

第146回:世界地歴編(2020年3月)

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
アジア 参考文献 カンナP 『アジアの世紀 : 接続性の未来 下』 原書房 2019.11 p222-203
アジア 参考文献 西谷公明 『ユーラシア・ダイナミズム : 大陸の胎動を読み解く地政学』 ミネルヴァ書房 2019.10 p205-207
アメリカ史 参考文献 中野耕太郎 『20世紀アメリカの夢 : 世紀転換期から1970年代』 岩波書店 2019.10 p13-18b
EU 文献案内 中村民雄 『EUとは何か : 国家ではない未来の形 3版』 信山社 2019.09 p163-164
イギリス陸軍 参考文献 ネヴィルL 『SAS英陸軍特殊部隊 : 世界最強のエリート部隊』 並木書房 2019.12 p164-165
イスラエル 参考文献 臼杵陽 『日本人にとってエルサレムとは何か : 聖地巡礼の近現代史』 ミネルヴァ書房 2019.10 p383-388
イスラム教 参考文献 飯山陽 『イスラム2.0 : SNSが変えた1400年の宗教観』 河出書房新社 2019.11 p265-267
イタリア 参考文献一覧 内田洋子 『もうひとつのモンテレッジォの物語』 方丈社 2019.12 p90-94b
イングランド 参考文献 臼井雅美 『赤バラの街ランカスター便り』 PHPエディターズ・グループ 2019.10 2pb
インド経済史 参考文献 ロイT 『インド経済史 : 古代から現代まで』 名古屋大出版会 2019.10 p297-315
内モンゴル自治区 参考引用文献 ミンガド・ボラグ 『草はらに葬られた記憶「日本特務」 : 日本人による「内モンゴル工作」とモンゴル人による「対日協力」の光と影』 関西学院大出版会 2019.10 p240-246
カナダ政治 参考文献 サヴェリエフ・イゴリ 『自治領時代カナダの政治と日本人移民』 御茶の水書房 2019.09 p133-142
ガリア 参考文献 クーロンG* 『絵で旅するローマ帝国時代のガリア : 古代の建築・文化・暮らし』 マール社 2019.12 p198-199
カリブ文学 参考文献一覧 大野藍梨 『「抵抗」する女たち : フランス語圏カリブ海文学における「シスターフッド」』 松籟社 2019.09 p191-197
韓国 参考文献 金敬哲 『韓国行き過ぎた資本主義 : 「無限競争社会」の苦悩』 講談社 2019.11 p213-214
ギリシア(古代) 参考文献 篠原道法 『古代アテナイ社会と外国人 : ポリスとは何か』 関西学院大出版会 2020.01 p331-352
ギリシア史 参考文献 弓削達 『地中海世界 : ギリシア・ローマの歴史』 講談社 2020.01 p191-192
シベリア抑留 参考文献 小柳ちひろ 『女たちのシベリア抑留』 文藝春秋 2019.12 p316-318
神聖ローマ帝国 参考文献 池谷文夫 『神聖ローマ帝国 : ドイツ王が支配した帝国』 刀水書房 2019.10 p194-200
スペイン史 参考文献 足立孝 『辺境の生成 : 征服=入植運動・封建制・商業』 名古屋大出版会 2019.10 p18-42b
西洋史 参考文献 菊池良生 『ウィーン包囲 : オスマン・トルコと神聖ローマ帝国の激闘』 河出書房新社 2019.12 p197-196
タイ 参照文献 赤木攻 『タイのかたち』 めこん 2019.10 p297-287
タイ経済 参考文献資料 OECD開発センター 『タイの経済と社会 : OECD多角的国家分析』 明石書店 2019.10 prr
太平洋諸島 引用参考文献* 石森大知* 『太平洋諸島の歴史を知るための60章 : 日本とのかかわり』 明石書店 2019.12 p334-344
中国共産党 参考文献 山崎雅弘 『中国共産党と人民解放軍』 朝日新聞出版 2019.11 p307-311
中国史 文献案内 久保亨* 『現代中国の歴史 : 両岸三地100年のあゆみ 2版』 東京大出版会 2019.09 p273-280
中国史 参考文献 渡辺信一郎 『中華の成立 : 唐代まで』 岩波書店 2019.11 p13-16b
中国秦漢時代 参考文献 高村武幸 『周縁領域からみた秦漢帝国 2』 六一書房 2019.09 prr
中国農業 参考文献一覧 岡田実 『日中未来遺産 : 中国「改革開放」の中の“草の根”日中開発協力の「記憶」』 拓殖大 2019.09 p146-150
朝鮮史 参考文献 在日本韓国YMCA 『未完の独立宣言 : 2・8朝鮮独立宣言から100年』 新教出版社 2019.12 p273-275
東南アジア 参考文献 信田敏宏 『東南アジア文化事典』 丸善出版 2019.10 prr
南極地方 引用文献 南極OB会編集委員会 『南極読本 : ペンギン、海氷、オーロラ、隕石、南極観測のすべてが分かる 改訂増補』 成山堂書店 2019.11 p252-255
日仏関係 参考文献 橘木俊詔 『“フランスかぶれ”ニッポン』 藤原書店 2019.11 p316-321
日中関係史 参考文献* ヴォーゲルEF 『日中関係史 : 1500年の交流から読むアジアの未来』 日本経済新聞出版社 2019.12 p650-628
日中戦争 参考図書 宮内陽子 『日中戦争への旅 : 加害の歴史・被害の歴史』 合同出版 2019.12 p264-270
ノモンハン事件 参考文献 田中雄一 『ノモンハン責任なき戦い』 講談社 2019.08 p237-243
ノモンハン事件 参考資料 阿羅健一 『史料が語るノモンハン敗戦の真実』 勉誠出版 2019.09 p255-262
パリ 参考文献 高遠弘美 『物語パリの歴史』 講談社 2020.01 p278-282
バルカン諸国 参考文献 柴宜弘 『図説バルカンの歴史 増補4訂新装』 河出書房新社 2019.11 p175-174
ビザンチン帝国 参考文献 リウトプランド 『コンスタンティノープル使節記』 知泉書館 2019.12 p215-230
フィリピン 参考文献資料一覧 宮脇聡史 『フィリピン・カトリック教会の政治関与 : 国民を監督する「公共宗教」』 大阪大出版会 2019.09 p284-328
フランス史 参考文献資料 渡邊啓貴* 『フランスと世界』 法律文化社 2019.11 p252-254
ポーランド史 参考文献一覧 早坂眞理 『近代ポーランド史の固有性と普遍性 : 跛行するネイション形成』 彩流社 2019.11 p61-76b
満洲事変 参考文献 宮田昌明 『満洲事変 : 「侵略」論を超えて世界的視野から考える』 PHP研究所 2019.12 p1-7b
ヨーロッパ史 参考文献 カーショーI 『分断と統合への試練 : ヨーロッパ史1950-2017』 白水社 2019.11 p8-27b
リトアニア 参考文献* 高橋眞知子 『歌の革命 : リトアニアの独立とそれにまつわる人々』 社会評論社 2019.12 p316-318
ローマ(古代) 参考文献 伊藤雅之 『第一次マケドニア戦争とローマ・ヘレニズム諸国の外交』 山川出版社 2019.11 p7-17b
ロシア 引用参照文献 沼野充義* 『ロシア文化事典』 丸善出版 2019.10 p744-791
ロシア革命 参考文献 上杉一紀 『ロマノフの消えた金塊』 東洋書店新社 2019.12 p277-282
ロシア史 参考文献 塩谷哲史 『転流 : アム川をめぐる中央アジアとロシアの五〇〇年史』 風響社 2019.10 p53-58

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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