凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略
〈 〉 : 書誌部分編者
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
ks : 菊判
46s : 四六判
p7」 : 第7頁1頁のみのもの
89p : 全頁
prr : 各章末

第120回:図書関係文献編1(2018年1月)

件名 著編者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行
年月
頁 大きさ
色摺史 町田恵一 『江戸前期上方色摺史の研究 : グローバルな進化の過程の下で』 印刷学会出版部 2017.05 327p 27㎝
岩波茂雄 岩波茂雄 『岩波茂雄文集 1-3』 岩波書店 2017.01-03 3冊 20㎝
印刷 平田美咲 『自分でできる!印刷・加工テクニックブック : 低予算でも素敵なデザイン』 誠文堂新光社 2017.09 159p 23㎝
浮世絵 鈴木俊幸 『出版文化のなかの浮世絵』 勉誠出版 2017.10 250p 22㎝
絵入り本 鈴木重三 『絵本と浮世絵 改訂増補版』 ぺりかん社 2017.10 750p 22㎝
絵本 灰島かり 『絵本を深く読む』 玉川大出版部 2017.11 222p 22㎝
絵本 和田直人 『手作り絵本smile : 創る喜びと広がるコミュニケーション』 朝倉書店 2017.10 6,190p 21㎝
漢籍 古勝隆一* 『目録学に親しむ : 漢籍を知る手引き』 研文出版 2017.03 132p 21㎝
貴重書 京都外国語大図書館 『世界の軌跡を未来の英知に : 京都外大図書館の稀覯資料』 京都外国語大図書館 2017.05 20,187p 30㎝
貴重書 天理図書館 『天理図書館古典の至宝』 天理大出版部 2017.09 64p 30㎝
業界紙 吉井 潤 『仕事に役立つ専門紙・業界紙』 青弓社 2017.05 225p 19㎝
記録文学 武田 徹 『日本ノンフィクション史 : ルポルタージュからアカデミック*』 中央公論新社 2017.03 19,290p 18㎝
禁止本 インフェリーゼM 『禁書 : グーテンベルクから百科全書まで』 法政大出版局 2017.08 183,10p 20㎝
校正 大西寿男 『校正のレッスン : 活字との対話のために 改訂3版』 出版メディアパル 2017.09 16,142p 21㎝
校正 毎日新聞校閲グループ 『校閲記者の目: あらゆるミスを見逃さないプロの技術』 毎日新聞出版 2017.09 221p 19㎝
古書 岡崎武志 『古本道入門 : 買うたのしみ、売るよろこび』 中央公論新社 2017.02 279p 16㎝
古書店 井上理津子 『すごい古書店変な図書館』 祥伝社 2017.09 243p 18㎝
古書店 岡崎武志* 『中央線古本屋合算地図 : 新宿駅-八王子駅 : 昭和三十年-平成二十九年』  盛林堂書房 2017.04 111p 19㎝
古版 矢木 毅 『排印本十選』 京都大 2017.07 84p 26㎝
彩色写本 内藤裕史 『ザ・コレクター : 中世彩飾写本蒐集物語り』 新潮社図書編集室 2017.03 183p 22㎝
斎藤昌三 川村伸秀 『斎藤昌三 書痴の肖像』 晶文社 2017.06 504p 22㎝
沙羅書房 田中菜穂子 『古書の道 : 沙羅書房五十年誌』 沙羅書房 2017.04 251p 22㎝
雑誌 井川充雄 『戦前期「外地」雑誌・新聞総覧 : 朝鮮・満洲・台湾の言論界 4-9』 金沢文圃閣 2017.02-09 6冊 22㎝
雑誌 石川 巧 『幻の雑誌が語る戦争:『月刊毎日』『国際女性』『新生活』『想苑』』 青土社 2018.01 318p 20㎝
雑誌 福間良明 『「働く青年」と教養の戦後史 : 「人生雑誌」と読者のゆくえ』 筑摩書房 2017.02 347p 19㎝
雑誌 吉田則昭 『雑誌メディアの文化史 : 変貌する戦後パラダイム 増補版』 森話社 2017.04 385p 20㎝
締切 左右社編集部 『〆切本 2』 左右社 2017.10 386p 19㎝
写本 小川直之 『失われた写本を求めて : 中世のフランスと中東における文学写本の世界』 翰林書房 2016.12 245p 19㎝
写本 ブリンカー・フォン・デア・ハイデC 『写本の文化誌 : ヨーロッパ中世の文学とメディア』 白水社 2017.08 258,37p 20㎝
週刊誌 髙橋呉郎 『週刊誌風雲録』 筑摩書房 2017.05 270p 15㎝
「週刊文春」 新谷 学 『「週刊文春」編集長の仕事術』 ダイヤモンド社 2017.03 255p 19㎝
高美書店 和田敦彦* 『明治期書店文書 : 信州・高美書店の近代 金沢文圃閣 2017.04 2冊 22㎝
出版 川崎昌平 『重版未定 2』 河出書房新社 2017.05 221p 20㎝
出版 藤脇邦夫 『断裁処分』 ブックマン社 2017.04 349p 19㎝
出版契約   『出版契約ハンドブック 新版』 日本書籍出版協会 2017.08 298p 21㎝
出版史 小林昌樹 『出版社調査事典 昭和戦前期』 金沢文圃閣 2017.06 396p 22㎝
出版史 清丸惠三郎 『江戸のベストセラー』 洋泉社 2017.07 223p 19㎝
出版史 永江 朗 『日本の時代をつくった本 : 幕末から現代までの社会と文学を*読み解く』 WAVE出版 2017.04 318p 31㎝
出版統制 佐藤至子 『江戸の出版統制 : 弾圧に翻弄された戯作者たち』 吉川弘文館 2017.11 5,232p 19㎝
書架 セントポインツ・パブリッシング 『まるごと本棚の本』 グラフィック社 2017.04 269p 26㎝
書店 エクスタインB 『世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話』 エクスナレッジ 2017.02 177p 19×22㎝
書店 金沢文圃閣編集部 『「大阪」出版史 : 図書総目録と出版界 1-2』 金沢文圃閣 2017.07 2冊 22㎝
書店 久禮亮太 『スリップの技法』 苦楽堂 2017.10 237,8p 19㎝
書店 辻山良雄 『本屋はじめました: 新刊書店Title開業の記録』 苦楽堂 2017.01 219,20p 19㎝
書店 福嶋 聡 『書物の時間 : 書店店長の想いと行動 : *多摩第25回多摩デポ講座*より』 共同保存図書館・多摩 2017.08 53p 21㎝
書店 和氣正幸 『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』 ジー・ビー 2017.06 153p 21㎝ 
書店員 NR出版会 『書店員の仕事』 NR出版会 2017.04 318p 20㎝
書店員 長江貴士 『書店員X : 「常識」に殺されない生き方』 中央公論新社 2017.07 285p 18㎝
書物奉行 森潤三郎 『紅葉山文庫と書物奉行』 鷗出版 2017.08 214p 22㎝
新聞 徳山喜雄 『新聞の噓を見抜く : 「ポスト真実」時代のメディア・リテラシー』 平凡社 2017.09 263p 18㎝
新聞 仲新城誠 『偏向の沖縄で「第三の新聞」を発行する』 産経新聞出版 2017.08 268p 19㎝
新聞記者 望月衣塑子 『新聞記者』 KADOKAWA 2017.10 222p 18㎝
鈴木一誌   『ブックデザイナー鈴木一誌の生活と意見: 2005-2016』 誠文堂新光社 2017.07 373p 19㎝

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新作書誌情報提供のお願い

本欄へ掲載しますので、新作書誌の始頁・終頁・奥付などの情報を中西裕メールアドレスまでお送りください。よろしくお願いいたします。

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「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

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中西 裕 <ナカニシ・ユタカ>

昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。

図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。

編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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