凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略
〈 〉 : 書誌部分編者
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合
ks : 菊判
46s : 四六判
p7」 : 第7頁1頁のみのもの
89p : 全頁
prr : 各章末

第110回:件名編(2017年3月)

件名 書誌表示 著編者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行
年月
掲載頁
印章 参考文献 久米雅雄 『はんこ ものと人間の文化史178』 法政大出版局 2016.12 p323-335
宇宙開発 参考文献 稲葉振一郎 『宇宙倫理学入門 : 人工知能はスペース・コロニーの夢を見るか?』 ナカニシヤ出版 2016.12 p233-242
演歌 参考文献 菊池清麿 『昭和演歌の歴史 : その群像と時代』 アルファベータブックス 2016.12 p483-485
オオトラツグミ 引用文献 水田 拓 『「幻の鳥」オオトラツグミはキョローンと鳴く』 東海大出版部 2016.12 p214-211
音楽史 参照文献 ペジックP 『近代科学の形成と音楽』 NTT出版 2016.12 p465-435
会計学 参考文献 中村恒彦 『会計学のイデオロギー分析』 森山書店 2016.12 p175-181
花鳥画 参考文献 今橋理子 『江戸の花鳥画 : 博物学をめぐる文化とその表象』 講談社 2017.01 p483-507
歌舞伎 参考文献 配川美加 『歌舞伎の音楽・音』 音楽之友社 2016.12 p379-384
干支 参考文献 濱田 陽 『日本十二支考:文化の時空を生きる』 中央公論新社 2017.01 p402-421
教育費 参考文献 矢野眞和* 『教育劣位社会 : 教育費をめぐる世論の社会学』 岩波書店 2016.12 prr
教員 参考文献 三品陽平 『省察的実践は教育組織を変革するか』 ミネルヴァ書房 2017.01 p218-227
クリ 引用文献 鈴木三男 『クリの木と縄文人』 同成社 2016.12 p147-151
軍用機 参考文献 水沢 光 『軍用機の誕生 : 日本軍の航空戦略と技術開発』 吉川弘文館 2017.02 p191-196
経済地理 文献一覧 松原 宏 『知識と文化の経済地理学』 古今書院 2017.01 p269-284
健康心理学 引用文献 大竹恵子 『保健と健康の心理学 : ポジティブヘルスの実現』 ナカニシヤ出版 2016.12 prr
古墳 参考文献 若狭 徹 『前方後円墳と東国社会 : 古墳時代』 吉川弘文館 2017.01 p265-273
昆虫 引用文献 森 勇二 『ムシの考古学 続』 雄山閣 2016.12 p219-231
サケ 参考文献 上田 宏 『サケの記憶 : 生まれた川に帰る不思議』 東海大出版部 2016.12 p75-83
質的研究 文献案内 工藤保則* 『質的調査の方法 : 都市・文化・メディアの感じ方 2版』 法律文化社 2016.12 p174-179
児童虐待 参考文献 クラインマンPK 『子ども虐待の画像診断 : エビデンスに基づく医学診断と調査*』 明石書店 2016.12 prr
社会調査 ブックガイド 岸 政彦* 『質的社会調査の方法 : 他者の合理性の理解社会学』 有斐閣 2016.12 p241-253
社会調査 参考文献 原 純輔 『社会調査 : しくみと考えかた』 左右社 2016.12 244-246
社会保障 参考文献 宮本太郎 『共生保障 : 「支え合い」の戦略』 岩波書店 2017.01 p1-6b
社会保障 参考文献 安岡匡也 『経済学で考える社会保障制度』 中央経済社 2017.01 p217-272
宗教 参考文献* ラッセルG 『失われた宗教を生きる人々 : 中東の秘教を求めて』 亜紀書房 2017.01 p460-484
集成材 引用文献 小松幸平 『集成材:<木を超えた木>開発の建築史』 京都大学術出版会 2016.11 p223-237
授乳 引用文献 沢山美果子 『江戸の乳と子ども : いのちをつなぐ』 吉川弘文館 2017.01 p210-220
少女小説 引用文献 嵯峨景子 『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』 彩流社 2016.12 p285-288
参考文献 向井一雄 『よみがえる古代山城 : 国際戦争と防衛ライン』 吉川弘文館 2017.01 p204-210
人権 参考文献 フリーマンM 『コンセプトとしての人権 : その多角的考察』 現代人文社 2016.12 p207-221
人事管理 参考文献 野瀬正治 『個別的労使関係と人事労務管理 : 個の欲求と組織充足の調整*』 晃洋書房 2016.12 p227-236
真宗 参考文献 小山聡子 『浄土真宗とは何か : 親鸞の教えとその系譜』 中央公論新社 2017.01 p269-272
『聖書』 参考文献 寺沢芳雄 『聖書の英語の研究』 研究社 2016.12 p237-244
大学 参考文献 小川 洋 『消えゆく「限界大学」 : 私立大学定員割れの構造』 白水社 2017.01 p229-232
淡水魚 引用文献 日本魚類学会 『淡水魚保全の挑戦 : 水辺のにぎわいを取り戻す理念と実践』 東海大出版部 2016.12 prr
談話分析 参考文献 高木智世* 『会話分析の基礎』 ひつじ書房 2016.12 p339-352
地域開発 参考文献 中村 稔 『何が「地方」を起こすのか : IT、「橘街道プロジェクト」*』 国書刊行会 2016.12 p285-288
竹簡 参考文献 陳 偉 『竹簡学入門 : 楚簡冊を中心として』 東方書店 2016.12 p205-210
知的財産権 参考文献 新井信昭 『レシピ公開「伊右衛門」と絶対秘密「コカ・コーラ」、どっち*』 新潮社 2016.12 p185-189
知的障碍 文献一覧 上村勇夫 『知的障害者が長く働き続けることを可能にするソーシャルワーク』 ミネルヴァ書房 2016.12 p195-203
適応 参考文献 ティスロンS 『レジリエンス : こころの回復とはなにか』 白水社 2016.12 p1-3b
電子書籍 参考文献 松原 聡 『電子書籍アクセシビリティの研究:視覚障害者等への対応から*』 東洋大出版会 2017.01 p162-168
統合失調症 参考文献 レインRD 『引き裂かれた自己:狂気の現象学』 筑摩書房 2017.01 p360-355
同族会社 参考文献 今村明代 『創業者一族の経営とコーポレート・ガバナンス』 中央経済社 2017.01 p193-204
土木事業 参考文献* 建設コンサルタンツ協会 『土木遺産:世紀を越えて生きる叡智の結晶 5』 ダイヤモンド社 2016.12 p218-219
難民 参考文献 小泉康一 『グローバル・イシュー : 都市難民』 ナカニシヤ出版 2017.01 p187-182
認知言語学 参考文献 瀬戸賢一* 『解いて学ぶ認知言語学の基礎』 大修館書店 2017.01 p127-133
発達心理学 引用文献 鈴木 忠* 『生涯発達心理学 : 認知・対人関係・自己から読み解く』 有斐閣 2016.12 p207-218
ハリネズミ 参考文献 大野瑞絵 『ハリネズミ完全飼育』 誠文堂新光社 2016.12 p189-190
美術史 参考文献 芳賀京子* 『西洋美術の歴史 Ⅰ 古代』 中央公論新社 2017.01 p649-642
老年心理学 文献 長田久雄* 『超高齢社会を生きる:老いに寄り添う心理学』 誠信書房 2016.12 p151-161
論文作法 文献 シルヴィアPJ 『できる研究者の論文作成メソッド : 書き上げるための実践*』 講談社 2016.12 p236-246
和歌 参考文献 鈴木健一 『天皇と和歌 : 国見と儀礼の一五〇〇年』 講談社 2017.01 p192-198

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新作書誌情報提供のお願い

本欄へ掲載しますので、新作書誌の始頁・終頁・奥付などの情報を中西裕メールアドレスまでお送りください。よろしくお願いいたします。

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「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

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中西 裕 <ナカニシ・ユタカ>

昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。

図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。

編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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