凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
  prr : 各章末

第132回:図書関係文献編1(2019年1月)

キーワード 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行
年月
頁 大きさ
アマゾンドットコム 成毛眞 『amazon : 世界最先端の戦略がわかる』 ダイヤモンド社 2018.08 373p 19cm
市場の古本屋ウララ 宇田智子 『市場のことば、本の声』 晶文社 2018.06 235p 20cm
岡山県立図書館 菱川廣光 『情報化時代の今、公共図書館の役割とは : 岡山県立図書館の挑戦』 大学教育出版 2018.04 247p 19cm
学術 大澤聡 『教養主義のリハビリテーション』 筑摩書房 2018.05 221p 19cm
学術 隠岐さや香 『文系と理系はなぜ分かれたのか』 星海社 2018.08 253p 18cm
学術 キダーDS* 『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』 文響社 2018.05 383p 21cm
学術 千葉雅也 『メイキング・オブ・勉強の哲学』 文藝春秋 2018.01 1冊 19cm
学術 ブースWC* 『リサーチの技法』 ソシム 2018.07 456,35p 21cm
学校図書館 小川三和子 『学校図書館サービス論』 青弓社 2018.04 165p 21cm
学校図書館 後藤敏行 『学校図書館の基礎と実際』 樹村房 2018.02 156p 21cm
学校図書館 渡邊重夫 『子どもの人権と学校図書館』 青弓社 2018.09 243p 19cm
漢籍 中砂明徳* 『漢籍の遥かな旅路 : 出版・流通・収蔵の諸相』 研文出版(山本書店出版部) 2018.03 183p 21cm
稀書 京都府立大* 『遊びをせんとや』 京都新聞出版センター 2018.05 185p 19cm
検閲 辻田真佐憲 『空気の検閲 : 大日本帝国の表現規制』 光文社 2018.03 304p 18cm
幸福書房 岩楯幸雄 『幸福書房の四十年ピカピカの本屋でなくちゃ!』 左右社 2018.02 99p 18cm
公文書 高山正也 『文書と記録 : 日本のレコード・マネジメントとアーカイブズへの道』 樹村房 2018.06 241p 26cm
古書店 清水一嘉 『懐かしき古本屋たち』 風媒社 2018.09 245p 20cm
コンピュータ 太田高志 『メディア学大系 5 人とコンピュータの関わり』 コロナ社 2018.02 223p 21cm
雑誌 大尾侑子 『カストリ雑誌考 : 完全版』 金沢文圃閣 2018.09 2冊 22cm
さわや書店 松本大介 『本屋という「物語」を終わらせるわけにはいかない』 筑摩書房 2018.03 249p 19cm
滋賀県立図書館 田井郁久雄 『前川恒雄と滋賀県立図書館の時代』 出版ニュース社 2018.02 244p 19cm
ジャーナリスト 土屋礼子* 『近代日本メディア人物誌 ジャーナリスト編』 ミネルヴァ書房 2018.01 311p 21cm
ジャーナリスト 河崎吉紀 『ジャーナリストの誕生 : 日本が理想としたイギリスの実像』 岩波書店 2018.09 233,6p 19cm
ジャーナリズム 大井眞二* 『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために 2版』 世界思想社 2018.04 280p 19cm
ジャーナリズム 立岩陽一郎 『NPOメディアが切り開くジャーナリズム : 「パナマ文書」報道の真相』 新聞通信調査会 2018.03 289p 19cm
ジャーナリズム 永井浩 『「ポスト真実」と対テロ戦争報道 : メディアの日米同盟を検証する』 明石書店 2018.05 286p 20cm
ジャーナリズム ファクラーM 『権力者とメディアが対立する新時代 : ファクトよりフェイクニュースが人を動かす時代のジャーナリズム』 詩想社 2018.01 220p 18cm
ジャーナリズム 花田達朗 『ジャーナリズムの実践 : 主体・活動と倫理・教育 2 2011~2017』 彩流社 2018.02 510p 21cm
出版 小田光雄 『出版状況クロニクル 5 2016.1~2017.12』 論創社 2018.05 392p 19cm
出版 田坂憲二 『日本文学全集の時代 : 戦後出版文化史を読む』 慶應義塾大出版会 2018.03 265,23p+図版16p 20cm
出版 小島清孝 『小出版社の夢と冒険 : 書店員の小出版社巡礼記』 出版メディアパル 2018.01 418p 19cm
情報科学 西垣通 『基礎情報学のフロンティア : 人工知能は自分の世界を生きられるか?』 東京大出版会 2018.08 187p 22cm
情報科学 東京工科大 『メディア学キーワードブック : こんなに広いメディアの世界』 コロナ社 2018.03 197p 21cm
情報化社会 オニールC 『あなたを支配し、社会を破壊する、AI・ビッグデータの罠』 インターシフト 2018.07 333p 19cm
情報化社会 大橋正和 『デジタル革命によるソーシャルデザインの研究』 中央大出版部 2018.03 217p 22cm
情報化社会 サンスティーンC 『#リパブリック : インターネットは民主主義になにをもたらすのか』 勁草書房 2018.08 366,41p 20cm
情報化社会 持永大* 『サイバー空間を支配する者 : 21世紀の国家、組織、個人の戦略』 日本経済新聞出版社 2018.08 356p 20cm
情報化社会 東京情報大 『情報のちから : 情報×看護で情報社会・少子超高齢社会の課題に挑む』 東京農業大出版会 2018.06 286p 19cm
情報化社会 チェニー=リッポルドJ 『WE ARE DATA : アルゴリズムが「私」を決める』 日経BP社 2018.05 452p 19cm
情報化社会 マカフィーA* 『プラットフォームの経済学 : 機械は人と企業の未来をどう変える?』 日経BP社 2018.03 534p 20cm
情報化社会 岡本健* 『ポスト情報メディア論』 ナカニシヤ出版 2018.09 233p 19cm
情報化社会 シャドボルトN* 『デジタル・エイプ : テクノロジーは人間をこう変えていく』 クロスメディア・パブリッシング 2018.10 447p 19cm
情報活動 野崎篤志 『調べるチカラ : 「情報洪水」を泳ぎ切る技術』 日本経済新聞出版社 2018.01 234p 19cm
情報検索 原田智子 『プロの検索テクニック : 検索技術者検定2級公式推奨参考書』 樹村房 2018.08 180p 26cm
情報産業 実積寿也* 『OTT産業をめぐる政策分析 : ネット中立性 個人情報 メディア』 勁草書房 2018.01 232p 22cm
情報産業 ガルシア・マルティネスA 『サルたちの狂宴 上』 早川書房 2018.06 2冊 19cm
情報産業 藤井資子 『参加型ネットワークのビジネスモデル : シェアリングを成功に導く優先度概念』 同文舘出版 2018.02 215p 22cm
情報処理 張磊* 『大学生のための情報リテラシー』 共立出版 2018.02 146p 26cm
情報法 小向太郎 『情報法入門 : デジタル・ネットワークの法律 4版』 NTT出版 2018.03 232p 21cm
女性雑誌 高柳聡子 『ロシアの女性誌 : 時代を映す女たち』 群像社 2018.03 101p 18cm

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任した。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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