凡 例

 : 他件名・書誌表示・編者略 ks : 菊判
〈 〉 : 書誌部分編者 46s : 四六判
p1-3b : 後付部分に書誌があって、頁付がある場合 p7」 : 第7頁1頁のみのもの
3pb : 後付部分に書誌があって、頁付がない場合 89p : 全頁
  prr : 各章末

第130回:日本地歴編(2018年11月)

キーワード 書誌表示 編著者名 『書名 巻次』/「誌名 巻.号.通号」 発行所 発行年月 掲載頁
奄美諸島 参考文献 高宮広土 『奄美・沖縄諸島先史学の最前線』 南方新社 2018.03 prr
飯館村(福島県) 参考文献資料 佐藤昌明 『飯舘を掘る : 天明の飢饉と福島原発』 現代書館 2018.03 p200-201
岩橋千塚古墳群 参考文献 丹野拓* 『紀国造家の実像をさぐる岩橋千塚古墳群』 新泉社 2018.07 p91-92
インパール作戦 参考参照文献一覧 NHKスペシャル取材班 『戦慄の記録インパール』 岩波書店 2018.07 p229-230
江戸時代 参考文献 安高啓明 『トピックで読み解く日本近世史』 昭和堂 2018.04 prr
大阪府史 参考文献 栄原永遠男 『館長と学ぼう大阪の新しい歴史 2』 東方出版 2018.07 p214-216
沖縄県 参考文献* 宮城和宏* 『沖縄経済の構造 : 現状・課題・挑戦』 沖縄国際大 2018.03 prr
沖縄問題 年表 鹿野政直 『沖縄の戦後思想を考える』 岩波書店 2018.07 p5-21
尾張藩 参考文献 秦達之 『尾張藩草莽隊 : 戊辰戦争と尾張藩の明治維新』 風媒社 2018.05 p446-447
京都市 参考文献 中世学研究会 『幻想の京都モデル』 高志書院 2018.07 prr
京都府史 参考文献 京都学研究会 『京都を学ぶ : 文化資源を発掘する 丹波編』 ナカニシヤ出版 2018.03 prr
極東国際軍事裁判 参考文献 宇田川幸大 『考証東京裁判 : 戦争と戦後を読み解く』 吉川弘文館 2018.10 p225-230
草津温泉 参考文献一覧 関戸明子 『草津温泉の社会史』 青弓社 2018.05 p211-216
熊野三山 参考文献* 鈴木正崇 『熊野と神楽 : 聖地の根源的力を求めて』 平凡社 2018.05 p108-111
久留米市 引用参考文献一覧 古賀正美 『久留米城とその城下町』 海鳥社 2018.05 p363-366
神戸市 参考文献 都市研究会 『地図と地形で楽しむ神戸歴史散歩』 洋泉社 2018.05 p190-191
静岡県史 参考文献 加藤理文 『古地図で楽しむ駿河・遠江』 風媒社 2018.03 p154-155
島原の乱 参考文献 神田千里 『島原の乱 : キリシタン信仰と武装蜂起』 講談社 2018.08 p262-266,
294
縄文時代 参考文献 岡村道雄 『縄文の列島文化』 山川出版社 2018.07 prr
太平洋戦争 参考文献 ネルソンC 『パール・ハーバー : 恥辱から超大国へ 下』 白水社 2018.08 p10-34b
中国思想 より深く学ぶ 渡邉義浩* 『はじめて学ぶ中国思想 : 思想家たちとの対話』 ミネルヴァ書房 2018.04 prr
豊島(香川県) 参考文献 佐々木良 『美術館ができるまで : なぜ今、豊島なのか?』 啓文社書房 2018.05 prr
東京都史 参考資料* 貴志謙介 『戦後ゼロ年東京ブラックホール』 NHK出版 2018.06 p314-317
斗南藩 参考文献 星亮一 『斗南藩 : 「朝敵」会津藩士たちの苦難と再起』 中央公論新社 2018.07 p231-228
長崎県 参考文献 東京都写真美術館* 『写真発祥地の原風景長崎』 東京都写真美術館 2018.03 prr
長崎県史 参考文献 長崎大 『大学的長崎ガイド : こだわりの歩き方』 昭和堂 2018.04 prr
日ロ関係史 参考文献一覧 麻田雅文 『日露近代史 : 戦争と平和の百年』 講談社 2018.04 p442-467
日蘭関係史 参考文献 アッセンデルフト・デ・コーニングCT 『幕末横浜オランダ商人見聞録』 河出書房新社 2018.04 p247-244
日韓交流史 参考文献一覧 朴敬珉 『朝鮮引揚げと日韓国交正常化交渉への道』 慶應義塾大出版会 2018.05 p197-232
日韓併合 参考文献* 豊田隆雄 『誰も書かなかった日韓併合の真実』 彩図社 2018.05 2pb
(202-203)
日中関係史 参考文献 森公章 『古代日中関係の展開』 敬文舎 2018.05 p313-306
日中関係史 文献案内 岡本隆司 『近代日本の中国観 : 石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで』 講談社 2018.07 p212-220
日中戦争 参考文献 井上寿一 『日中戦争 : 前線と銃後』 講談社 2018.07 p256-260
日本教育史 参考文献 貝塚茂樹 『戦後日本教育史』 放送大教育振興会 2018.03 prr
日本経済史 参考文献一覧 早島大祐 『徳政令 : なぜ借金は返さなければならないのか』 講談社 2018.08 p312-314
日本語史 参照文献 岡崎友子* 『バリエーションの中の日本語史』 くろしお出版 2018.04 prr
日本史学 参考文献 歴史民俗博物館 『歴史研究と〈総合資料学〉』 吉川弘文館 2018.03 prr
日本思想 参考文献* 出岡宏 『「かたり」の日本思想 : さとりとわらいの力学』 KADOKAWA 2018.04 p270-275
日本社会史 参考文献 夏目琢史 『「名著」から読み解く日本社会史 : 古代から現代まで』 ミネルヴァ書房 2018.05 prr
日本美術史 参考文献 稲賀繁美 『日本美術史の近代とその外部』 放送大教育振興会 2018.03 prr
日本法制史 参考文献 清水克行 『戦国大名と分国法』 岩波書店 2018.07 p207-211
福井県史 参考文献 福井県郷土誌懇談会 『越前・若狭の戦国』 岩田書院 2018.06 p149-152
藤原京 文献 木庭元晴 『飛鳥藤原京の山河意匠 : 地形幾何学の視点』 関西大出版部 2018.03 prr
平成時代 ブックリスト 片山杜秀* 『平成史』 小学館 2018.04 p434-441
明治維新 史料一覧 石井寛治 『明治維新史 : 自力工業化の奇跡』 講談社 2018.04 p403-410
明治維新 参考文献一覧 明治維新史学会 『講座明治維新 12 明治維新史研究の諸潮流』 有志舎 2018.08 prr
弥生時代 引用参考文献 安田喜憲* 『東シナ海と弥生文化』 雄山閣 2018.05 prr
吉原遊郭 参考文献 堀口茉純 『吉原はスゴイ : 江戸文化を育んだ魅惑の遊郭』 PHP研究所 2018.04 p170-171
淀川 参考文献* 伊藤廣之 『河川漁撈の環境民俗学 : 淀川のフィールドから』 和泉書院 2018.05 p230-240
淀藩 参考文献 常松隆嗣 『淀藩 : 春日局に縁ある稲葉家が治めた畿内の要衝・淀。淀川に浮かぶ「京近き名城」に秘められた物語。』 現代書館 2018.05 p205-206

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有木太一(ありき・ふとし)略歴

 1968年11月、東京都杉並区の産婦人科で生まれ、世田谷区で乳幼児期を過ごし、小学校入学時に群馬県に移る。市立の小・中学校と県立の高校を卒業し、少し長い浪人期間を経て、早稲田大学第二文学部(現文化構想学部・文学部)に入学。“大学5年生”の時、図書館司書資格関係の講座を受講し、深井人詩・中西裕両先生に師事。この縁で、2018年2月「最近の書誌図書関係文献」を引き継ぐことになった。また、『書誌年鑑』2016・2017年版で編集作業を見習い、2018年版から編者に就任する予定である。現在は東京都特別区西部在住。

 これまで連載を続けられた中西裕先生は、連載開始から満10周年となる2018年1月をもってご勇退されました。2008年2月からの10年間、本当にお疲れさまでした。この2月からは、有木太一が担当します。未熟者ですが微力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。体裁や掲載ルールなどは、基本的にこれまでと同じです。

2018年2月

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2008年「最近の書誌図書関係文献」再開にあたって (中西裕)

 『日本古書通信』誌で長期にわたって連載され、昨年7月をもって終了した「最近の書誌図書関係文献」が日外アソシエーツ社のご厚意でここに復活することとなった。

 歴史をたどってみると、書誌学者天野敬太郎が昭和15年に連載を始め、戦争が激しくなったために昭和19年に中断、10年のブランクを経て戦後昭和29年に再開されている。天野は昭和42年に手を引き、深井人詩氏にバトンタッチされた。その後渡辺美好が共編者となった時期を経て、最後に中西が引き継ぐこととなった。中断期間はあるものの、想像を絶するほど長い時代にわたって、この連載は書誌の世界を眺めてきたことになる。

 再開される本連載では『日本古書通信』誌での形式を基本的にすべて踏襲することとした。したがって、ここで紹介していくのは新しく編まれた書誌・目録である。1冊全体が書誌であるものはもちろん、研究書に収められた参考文献なども対象とする。あるいは著作家の伝記に付けられた年譜も著作物が記されていれば採録することとする。もうひとつの柱である「図書関係文献」は年に1回程度とりあげることとなろう。唯一異なるのは書名等の長さに制限を加える必要がなくなったことぐらいである。

 Webの世界に親しんでいない方にご覧いただけないのは残念である。携帯電話を持たず、電子辞書も敬遠している、本質的に活字人間である編者としては、できることなら印刷媒体での再開を企図していたのが正直なところだが、時代は想像以上に進んでいる。昨秋、新語事典が1種を残して刊行休止と伝えられたのは象徴的な事態であった。Web上での新語検索が主流となったことによるという。暮になると店頭に山のように詰まれていた新語辞典を見ることがもうなくなるのかと思うと、まことに寂しい。>

 ともあれ、こうして再開されることは編者にとってもまことにありがたいことである。1年間の「書誌の書誌」を集積した『書誌年鑑』を発行する出版社のホームページ上で連載できることはあらゆる意味で願ってもないことである。ぜひご活用いただき、あわせて漏れているもののご指摘などを伺えるとすれば、Webでの公開の意義も高まることであろう。

2008年2月15日 中西 裕

中西裕(なかにし・ゆたか)略歴

 昭和25年6月28日生。東京都出身。早稲田大学第一文学部日本史専修卒。早稲田大学図書館に勤務。平成13年3月退職。同年4月、昭和女子大学短期大学部助教授、平成27年3月、昭和女子大学人間社会学部教授を最後に退職。現在、国士舘大学、昭和女子大学、早稲田大学非常勤講師。 図書館情報学の中でもレファレンス・サービスの基礎となる「書誌の書誌」の作成および図書館史を中心に研究。 編著書に『書誌年鑑』、『日本雑誌総目次要覧』、『ホームズ翻訳への道:延原謙評伝 』、論文等に「天野敬太郎の書誌観」、「天岩屋神話と謡曲「絵馬」」、「音楽を聴く津田左右吉」など。

2015年4月現在

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